その筋トレ間違ってませんか?
人間の身体は基本的に構造、働き、仕組みが同じです。様々な研究、分析、実験などによって、限りなく正解に近いことや解明されていることは存在します。しかしながら、それらを無視した”特異性”が存在することも確かです。ただ、多くの人に当てはまる”限りなく正しいこと”があるにも関わらず、自己流を貫く人が残念ながらいます。ジムで他の方のトレーニングを見て「どこを鍛えてるの?」って経験ありませんか?今回は意味のない筋トレだと考えられているトレーニングを紹介していきます。
可動域が狭い
筋トレをして身体を強く、大きくしたい場合は筋肉に負荷をかける必要があります。また、筋肉を伸ばしたり縮めたりする反復動作をすることで筋肉は成長していきます。しかし、正しいフォームで行える重量を超えた高重量を扱おうとすると、フォームが乱れ可動域が小さくなってしまいます。目的なく可動域が狭いトレーニングを行ってしまうと、効果が薄いだけでなく関節などの炎症を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。
重量が軽すぎる
筋トレでよく1RMという言葉が出てきます。RMとは正しいフォームで1回できる最大重量のことをいいます。トレーニングに慣れてしまわないように低重量(15~30レップ/1セット)、中重量(8~12レップ/1セット)、高重量(1~3レップ/1セット)の日を設けることがあります。しかし、たまに何回でも出来そうな重量を丁寧に扱っている人がいます。これだと持久力は付いても、筋肉を強く大きくするのは難しいです。
毎日同じ部位を鍛える
筋肉は筋繊維にダメージが加えられ、栄養を取り込み、回復して前より強く大きくなるというサイクルで成長します。筋肉は大きさによって回復に要する時間が変わってきます。
部位 |
場所 |
時間 |
大腿二頭筋、大腿四頭筋 |
脚 |
72時間 |
広背筋 |
背中 |
72時間 |
大胸筋 |
胸 |
48時間 |
回復が終わるまでに筋繊維にダメージを与えても効果が薄いといわれているので、筋トレで負荷を掛けた筋肉は一定期間休息させた方が良いです。部位を分けて筋トレをすると毎日トレーニングできるのでオススメです。
3行まとめ
可動域は広く、正しいフォームでやれ
無限に出来そうな重量では筋肉は成長しない
筋トレは回復するまで待ってやれ