2021年 3月 18日
筋肉を大きくしたいならテストステロンを知っておけ!

あなたは”テストステロン”を聞いたことはありますか?薬みたいな名前ですよね。”テストステロン”とは男性ホルモンのことで、”オトコ”を連想させる筋肉や骨格の成長を促す重要なホルモンです。テストステロンの分泌は10~20代の男性が最も多く、男の子がオトコに変化するのに大きく影響します。声が変わったり、毛が濃くなったりと、思春期の身体や精神の発達には欠かせない成長ホルモンです。このホルモンは何歳になっても筋肉の成長に重要なホルモンですが、基本的には年齢とともに減少することがほとんどです。こちらではテストステロンを有効活用できる方法についてお伝えします。
テストステロンの働き
- 筋肉や骨格を成長させる
テストステロンが分泌されるとmTORというシグナルがタンパク合成酵素を活性化してくれます。簡潔にいうと、テストステロンは筋肉の合成をサポートしてくれるのです。
- 精神面を強くする
テストステロンは脳にも作用するといわれており、やる気や集中力を向上させ、挑戦や決断する気持ちを促したり、失敗しても前向きな思考でいられたりと精神面にも影響を及ぼします。 - 性欲を起こす
テストステロンはドーパミンという興奮作用のある神経伝達物質を増やします。勃起という生理現象もテストステロンが働きかけています。
テストステロンが減るとどうなるのか
テストステロンは20歳くらいをピークに加齢とともに減少していくといわれております。テストステロンの減少はメタボリック症候群や糖尿病のリスクを高め、寿命にも影響しているといわれています。LOH症候群といわれ、中高齢男性のテストステロンの低値はうつ、性機能の低下、認知機能の低下など、活力が損なわれて自殺してしまう人もいらっしゃいます。テストステロンの値は血液検査で確認することができるので、知りたい方は病院を受診してみてください。
テストステロンを分泌を増やす3つの行動
- 高強度トレーニングをする
高強度トレーニングは無酸素運動などのウェイトトレーニングのことです。長時間のトレーニングはテストステロンの低下を招くこともあるので、1時間程度に抑えましょう。 - 睡眠をしっかりとる
5時間以下の睡眠時間はテストステロン値が低下すると研究結果としてあります。 - 脂質、亜鉛をしっかり摂取する
ホルモンの構成成分である栄養素の摂取がなければ、そもそもテストステロンは作り出せません。しっかりと良質な脂質と亜鉛などのミネラル、ビタミンを摂取しましょう
3行まとめ
テストステロンは人生を豊かにする
テストステロンは加齢とともに減少する
テストステロンは筋トレ、睡眠、栄養が重要