WPIとWPCの違いって!?
皆さんはプロテインって何を基準に選んでいますか?
タンパク質の含有量や含有率、味、メーカー、値段など、悩むポイントがたくさんありますよね。こちらでは、選ぶポイントとして重要となる”製法”について説明していきます。
プロテインの原料は、ホエイ・ソイ・ビーフ・エッグなど様々ですが、今回はホエイプロテインの製造方法であるWPI(ホエイプロテインアイソレート)とWPC(ホエイプロテインコンセントレート)の2つについての内容になります。どちらも乳タンパク質の一種です。ヨーグルトを開封した際、透明な液体が上に張っているのが乳タンパク質です。
WPI(ホエイプロテインアイソレート)とは?
WPIは余分な乳糖、乳脂、灰分などを取り除く工程がWPCよりも多く、純度が高いホエイプロテインを作る製造方法となります。
■WPIはタンパク質含有率が高い
含有率とは量に対して摂取できるタンパク質の割合のことをいいます。分かりやすく説明すると、プロテインパウダー20gで16gのタンパク質が摂取できる商品だと、含有率は80%です。糖質、脂質が含まれているためプロテインパウダーの量が全部タンパク質量になる訳ではないため、タンパク質の割合はしっかり確認してくださいね。基本的にはWPIの含有率はWPCよりも高いです。
■WPIは乳糖が少ない
牛乳を飲むと乳糖が原因でお腹がゴロゴロしたり、下痢になったりする乳糖不耐症の人がいます。WPIは乳糖含有量が低いため、乳糖不耐症の人にはお勧めです。しかし、WPIであっても乳糖が0ではないため、不安な方はソイプロテインなどを飲んでください。
WPC(ホエイプロテインコンセントレート)とは?
WPCはWPIに比べてタンパク質含有率が少なく約80%です。加工・精製はWPIに比べて少ないので、炭水化物、脂質、ミネラル、乳糖などを多く含みます。値段はWPIより安く、コスパが良いので、タンパク質をたくさん摂取したい人はWPCがお勧めです。
特徴まとめ
WPI |
WPC |
不純物が少ない |
値段が安い |
タンパク質含有率が約90% |
コスパが良く、たくさん飲める |
低カロリー |
種類が豊富 |
乳糖不耐症の方にお勧め |